麻布経営法律事務所のスタンス
「現場主義―社会的事象の的確な分析・考察」
- 「弁護士は形式論ばかりで現場を知らない。」とお嘆きの方も多いのではないでしょうか。
従来、多くの弁護士は、その職業的権威に安住するが故に、又は、自らの抽象的思考に対する過信からか、いわゆる「現場」を軽んじ、形式的な論理の操作に終始する傾向があったように思われます。
しかしながら、法的思考は、その対象となる社会的事象を的確に分析・考察し、「事実そのもの」を十分に理解することなくしては、単なる机上の空論に堕するほかありません。
- 麻布経営法律事務所の代表弁護士である河井は、東京大学文学部社会学科で社会学を修めた経歴を持ち、社会的事象を的確に分析・考察することにおいては、他の弁護士にはない卓越した能力を有すると自負しております。
当事務所においては、クライアントと積極的にコミュニケーションを図りながら、徹底して「現場」を理解し、真に質の高い法的サービスを実施しております。
「ネットワーク―専門性への対応と報酬の適正化」
- 企業活動に伴い生起する法律問題は、当該企業の主力業務の内容から想起される典型的なものに止まらず、多種多様です。例えば、建設業者の広告宣伝活動において知的財産権に関する法的トラブルが起こることもあるでしょうし、食品業者が工場用地を確保する際に不動産に関する法的トラブルが起こることなども想定されます。
麻布経営法律事務所では、企業活動に伴い生起する多種多様な法律問題に対応するため、弁護士間の強力なネットワークを構築・活用しております。
すなわち、クライアントの業務を十分に理解した上での日常の法的コンサルティングや通常規模の案件の処理は当事務所単独で担いつつ、クライアントに大規模案件が発生した場合には、その案件の孕む法的問題の性質に応じて、案件毎にネットワークの中から専門性の高い弁護士を数名組織し、チームで対応するという処理方針を採用しております。換言すれば、クライアントにとっては、自社の業務を最も深く的確に理解している当事務所がコーディネーターとなることにより、案件毎に高度な専門性をもつ弁護士チームの法的サービスを受けることができることを意味します(報酬額は当該案件における経済的利益の額により決まるのであり、チームを組織したことにより総額が増加するわけではありません)。
- あらゆる専門分野に対応可能なワンストップサービスを標榜して事務所を組織するとすれば、数百人規模の弁護士が必要でしょう。そのような数の弁護士を一事務所に組織化する場合の人件費、さらに弁護士数に応じた事務所物件の家賃や相当数の秘書らの人件費等も勘案すれば、事務所の維持費は極めて多額になるはずですが、このような事務所維持のための経費が最終的にクライアントへの請求に転嫁されていることは、ビジネスの常識に照らして考えれば、容易に首肯しうるところです。麻布経営法律事務所の執務スタイルが、クライアントの立場からみて極めて合理的であり、むしろビジネスの常識に適うものであることが十分にご理解いただけるものと思います。
「徹底した秘密管理と盤石のセキュリティ」
- 麻布経営法律事務所においては、相談内容を耳にし、また、クライアントに関する資料・情報にアクセスできる者を徹底して極小化する配慮をしており、情報が漏れるリスクや人目を気にすることなく、安心してデリケートな相談をすることが可能です(他の一般的な法律事務所のように、女性秘書や事務員が補助業務等を通じて相談内容を耳にする、重要書類を目にするといったことは、一切ありません。)。
さらに、事務所スペースへのアクセスにあたっては幾重ものチェックを通過する必要がある上、エレベーター自体を執務室内から制御する等の措置が講じられているため、そのセキュリティは、他の法律事務所に類をみない盤石なものであるということができます。
- クライアントの皆様には、万全なセキュリティ環境の中で、情報漏洩や人目を気にすることなく、「本当に心から相談したいことを、遠慮なく安心して相談」していただけます。
当事務所は、こうした特長を生かし、一般の企業法務の枠組みに止まらず、経営者個人の懐刀・ブレーンとしての活動にも併せ取り組むと同時に、クリエイター、アーティスト、アスリートらのサポートにも尽力しております。